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この世は仕組みでできている

格闘ゲームやその他ゲームの論理的攻略、漫画や映画など個人的趣味を書いていきます

【放課後さいころクラブ9】

一巻からずっと面白い放課後さいころクラブ。

8巻から継続して、ナオとカンナに焦点を当てたお話。

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放課後さいころ倶楽部(9) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

放課後さいころ倶楽部(9) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

出会いと別れの大切さ。

7巻までの主役であるアヤ、ミドリ、ミキ、エミーとついに出会うナオとカンナ。

6人でボードゲーム「お邪魔者」を遊ぶことに。

ナオの大好きな金城さんと近しい存在のミドリにライバル心を燃やしながらも、次第に心を通わせていきます。



しかし過去の出来事により、友達を作ることに抵抗があるナオ。

失う辛さを味わうぐらいなら…。と壁を作ってしまっています。

そんなナオの心を、周りのみんながゲームを通じて解きほぐしていく。

そんな9巻。



いつもながらキャラクターの心情をよく描けていて、それを読者視点のナオを使ってこちらにも共感を得られるように描いています。

ナオの持つ、誰しもが経験してるであろう、寂しいような、素直になれないような感情。

誰とでもフレンドリーに接してくるアヤをちょっと苦手だなと思ったり、そのアヤとせっかく距離が近づけたカンナがすぐに仲良くしている様を見て少し嫉妬してみたり…。

そんなナオがかわいいようなじれったいような気がします。


似たもの同士


ゲームを通じてカンナとかなり親しくなれたナオ。

アヤにゲームに誘われ、「コードネーム」をアヤ、ミキ、カンナ、ナオで一緒にプレイすることに。


チーム決めでミキとペアを組むナオ。

お互いが引っ込み思案で壁を作ってしまうタイプでどこかよそよそしく、アヤ、カンナのペアと比べて対照的でなかなかうまくいかないことにイラだつことも。

しかし、自分と同じように他人に思いをうまく伝えることのできないミキに一歩踏み出してわかろうとし、最後には特技である「記憶力」を頼りにうまく切り抜け、お互いが作っていた壁のむこうを覗けたような気がします。

以前は引っ込み思案でなかなか自分を表に出せなかったミキも、アヤ達との関わり合いのなかで少しづつ成長し、ナオたちの1年先輩ということも相まって、一生懸命想いを伝えようとしていたところにもグッときました。

トラ

8巻でナオが拾ってきた子猫の「トラ(虎徹)」の貰い手が見つかります。

悲しみに暮れるナオですが、自分のアパートでは飼えない、トラを置いてもらっている金城の店にも迷惑をかけられない。

と、あきらめていましたが、ミキの決心でトラはミキ家へもらわれることに。


トラの世話に必要なものをミキの家へ持っていくついでに、絵付きのカードにタイトルをつけてあてっこするゲーム「ディクシット」で遊ぶことになるナオたち。

わかりやすすぎてもわかりにくすぎてもダメ。

これは非常に面白そうです。

イメージで思い思いのタイトルをつけるので、それぞれの感性が光り…。


といった感じで9巻は終わりです。



放課後さいころクラブはイチオシの漫画で、1~8巻までも全部おもしろいので、興味を持った方は読んでみてください。


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