スト6のランクマのポイントをあげる考え方について話していこうと思う。
51%理論
スト6の行動にはすべてリスクとリターンがある。
リスクにリターンが見合っていない行動を膨大な数続けた場合、収支がマイナスとなる。
逆に言うとリターンが優位に行動をひたすらとった場合、収支(MR)がプラスとなるので、それをする。
このことを
51%の行動をする
と呼ぶ。
シクレパラ理論とも言う。
リスクとリターンを考える
では、どんな行動が51%なのか?
想定した状況ごとに考えていこう。
- 相手が遠くて攻撃が届かないから波動拳を打つ。
これは51%以上の行動なか?
波動拳を打つ
↓
相手が何もしていない場合、波動拳が相手に到達する。
相手はガードかヒットになる。
波動拳を打つ
↓
相手がジャンプしている。
死亡する。
上記の状況で波動拳を打てば打つほど収支がマイナスになることは想像に難くない。
波動拳を打つことによって相手を倒すことはできない。
ということがわかる。その前に自分が死ぬからだ。
これが波動拳ではなく風波刃だったらどうだろう?
ソニックブームだったら?
波動拳を打っていないときに相手がジャンプしていた場合、こちらができることは何だろう?そしてそのリターンは?
などの作戦をあらかじめ想定して、用意しておく。その勝率はいかほどのものか。
というのを考えていき、最低51%はあると自らが定義した行動をひたすらとっていくのが51%理論だ。
この51%の定義が歪んでいると、ポイントがマイナスになっていく。
51%どころか100%の行動もある
51%の行動を続けていれば、永久にランクマを回した時に収支がプラスになる。
これが51%理論だ。
だが実際には51%の勝率ではなく、60%や80%、100%の勝率がある行動を用意していくことになる。
100%の行動で固めることができれば勝率は100%だ。
しかし
なかには40%の行動もあるかもしれない。
そういった行動は極力控えるべきで、選択する余地がない場合に相手に選ばされることもある。
それらを統合した結果、なるべく対戦相手より勝率の高い行動を選択していく。
これが無限にプレイできるランクマッチという対戦環境におけるポイントの盛り方である。
ハイリスク行動の危険
勝率が10%~60%の行動。
みたいなのもある。
無限のランクマッチの中、60%の結果を運よく引き続け、MRが上振れしてしまうことがある。
そうなると大変だ。
認知が歪んでしまう。
「この行動は60%だ」
「自分の実力は(上振れたMRの)この位置なはずなのに」
と間違った認識をしてしまうことによって、パチンコプレイヤーが誕生してしまう。
こういった行動は、10%~60%の行動である。と認識をし、局面での読みとを交えて使っていくような行動なはずだ。
常時使用していると10%の結果が出るときもあるし60%の結果が出るときもある。その間の結果が出るかもしれない。
しかし認知が歪んでいるため、悪い結果が出た時に顧みず
「運が悪いだけ」
と思ってしまう。
40%~80%の勝率の行動があるとする、新名の認知が歪んでいなければ、40%の結果を引いてしまったとしても、あなたは納得できるだろう。
ハイリスクだがハイリターン戦法の場合、無限の試行回数の中、上振れの勝率タイミングを目指して引き続ける。というのも一つの手かもしれない。試合数は正義。1600と2000の往復に心が折れなければの話だが。そして君の本来の実力は1600だ。
勝たないローリターン行動
ハイリターンがあるならまだ良いかもしれない。
ただローリターンなだけの行動で固めているプレイヤーもいる。
MRが地下のプレイヤーは基本的にこれに当てはまる。
攻撃力が低い。
では、攻撃力が高い。とはどういうことか。というのを考えていく必要がある。
ダメージが高い行動が攻撃力が高いのか?
それも一つの側面ではある。
昇竜拳をガードした後の反撃が安い。
これは明確に攻撃力が低い行動だろう。
そこを改善するだけで勝率はアップする。単純なことだ。
攻めれる際の選択肢。
これも攻撃力に当てはまる。試合全体でダメージをとれる量にかかわってくる。
自分の選んでいる攻めや崩しの選択肢は永遠に続けた際に51%をとれているか?
難易度などを考慮して弱いほうを選んでいるのか?
その場合難易度が高いなら練習すれば改善できるのか?その気がないのか?
自分の環境にあてはめて、51%を目指してみるといいかもしれない。
追記
無限に試行回数を重ねられない大会や、妹の命がかかった試合では読みの比重が大きくなる。はず。
また、無限にやる。という前提なので、自分のように少ない試合数で上げようとすると、51%では心もとなくなる。100%を探しに行こう。