シーズン1から無視され続けていたダルシムですが、最終的にはSFLにも複数いたりで、Sランクという評価をつけている人も見かけるようになってます。
自分はS1から周りにダルシムがそこそこいて、そこでボられて倒されるのが嫌すぎました。その時に結構対策したので共有します。
適当空中ヨガテレポートを落とす
ダルシム戦の基礎。
スト6でもおそらく同じことをしてくるので、今のうちに身に着けておきたい。
ダルシムは空中からヨガテレポートを出し、こちらの後方などにワープしてきます。出現箇所は見た目ではおよそ判別不可能。
適当裏回りテレポをガードしてしまっていては、ダルシムが圧倒的有利のまま試合が運んでいきます。
低空テレポが見えたら弱pなどの隙が少なめで、高度の高い技を反射で押す。
これが手癖で出るようになると、とりあえずの生テレポ裏回りで荒らされて死ぬということはなくなります。
弱pを推奨しているのは以下の理由から。
- 間違って出しても隙が少ない
- 後ろ(その場)テレポで釣られてもなにも確定しない
- 反応が遅れても間に合いやすい
などの理由から。
大きな技で確定をとるのが理想ですが、ミスった場合のリスクもあるのでとりあえずワープが見えたら自分の意思とは無関係に弱を押す練習を積んでおくのがいいでしょう。
いまのバージョンでは空中テレポに特殊くらいの属性がついているので、慣れてきたら意志をもって中攻撃以上で確定をとり、特殊くらいからのコンボを狙ってもいいと思います。
中ズーム連打は危ないと思わせる
とてもリーチの長いダルシムのズーム攻撃。これを連打されて押し返され、嫌がって飛んだら対空される…。
こんなゲーム展開になっている場合は要注意。ズーム関連の読み合いを理解できていない可能性があります。
ちょうどいいフレームの技を置いてとがめる
基礎知識
- メインで使う中攻撃のガード時フレームは中k、中pともに-4
- 中kの発生は12フレーム
- 中pの発生は10フレーム
この自分+4の状況から再度の各種ズームを最速で打ってきていた場合にカウンターをとれる行動を把握しておく必要があります。
あきらを例に出すと
ズームガード+4
⇩
→大pの開砲掌(14F)
⇩
10Fの最速中kズームとぴったり合わさり技レベルで勝ち(中pには発生勝ち)
あきらの→大pは持続が3フレームなので、ダルシムが次のズームを3Fまでなら遅らせて出してもカウンターが取れます。
この読み合いを軸にできると、ダルシム側が最速行動を控えて様子見をしてくるならその間に歩いたりステップを通したりすることができます。
ダルシム側も近づいてくる相手にズームを撃たないわけにはいかないので、この駆け引きがわかっているかどうかでだいぶ展開が変わってくるでしょう。
各々自キャラのパーツから探し出せば何かしら見つかるはず。
例えばコーリンならVスキル1、大p、当身などリターンのある引き出しが多いので、それらをちらつかせて戦います。
なお一発目のズームに合わせたいならコンパクトな技のほうが優秀。
結局はほかのキャラと同じような有利不利の駆け引きが行われているので、画面内で起こっている内容を把握してとがめましょう。
相手の癖が出る部分なので、序盤のうちに見切ってしまうと楽。
気持ちよくズームを連打させないことが大事!
スラくぐりに確定をとる
以前のアップデートでシステムとして全キャラに「弱攻撃は中以上のジャンプ攻撃に全負けする。」という調整が入りました。
これによりダルシムの主力対空の弱p(3F)では飛びが落ちなくなり、ズームに飛ばれた際などの対空が間に合わない場合や、真上やめくり、とっさの対空を、スライディングくぐりにしてくる場合が増えています。
このスライディング。実はダルシム側がマイナスです。しかも確定が取れるレベルで。
なのに有利顔で弱パンチを撃ってきているので、仕込みでしっかりわからせましょう。
確定していない場合でも、スラくぐりダルシムは基本的にくぐった後必ずと言っていいほどコパンをこすっているのである程度重い技でもカウンターをとることができます。
なので軽い技で確定をとってもいいし、重めの技でカウンターを狙ってもいいです。2回刻めるリーチがあればヒット確認も容易なので、そういった技を持っているキャラはスラくぐりを狩りやすいでしょう。
例を出すとあきらなら2中pや中足単発確認で中裏裡門。コーリンなら2弱p→弱kのカウンター確認、大p単発確認。などです。
その他のキャラでこんなのがあるよという情報がありましたら、ぜひコメントで教えてください!
ジャンプ攻撃に技を仕込むやり方
飛び込み攻撃のヒットストップを利用して仕込みます。
ジャンプ攻撃
⇩
空振りして着地するタイミングで任意の技を押しておく
⇩
ダルシムがスラくぐりをせず、ジャンプ攻撃がヒットorガードになった場合は何も出ずにただのジャンプ攻撃になる
ダルシムがスラでくぐっていた場合はジャンプ攻撃が空振りとなり、最初に想定していた着地最速で技が出てスラを狩りとれる
個人的には仕込み後にキャンセル必殺技まで入れ込んでもいいと思ってるレベルでダルシムがコパンをこすってくるので、確認が難しい場合は思い切って入れ込むのもアリだと思っています。
もしかしたらダルシム側はほんとにスラくぐり有利だと思っている可能性まであります。
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EXファイア→ワープ対策
ダルシム側が投げたり距離を離した時にEXファイアからワープで入れ替えてこようとします。
あわよくばめくりヒットからコンボまで狙っています。これが強すぎるんですが、ワンチャン逃れるすべがいくつかあります。
空中投げ
空中投げ持ちの一部のキャラは、EXファイアからの裏回りテレポを空中投げすることでリスクを与えつつ理不尽な攻めを回避できます。
テレポを投げてしまうことで、空中投げの演出中にEXファイアを回避してしまうという方法です。
ダルシム側もEXファイアをガードさせてからワープしていたのでは、ガード方向を惑わすこともできずに美味しくないため、EXファイアが当たるギリギリで低空テレポをしてきます。
そこでテレポを見てから空中投げに行くことで、裏回りテレポの場合は空中投げ、フェイントのテレポの場合はファイアを飛び越してセーフ。となります。
自キャラのコーリンとあきら、春麗でできることは確認していますが、ほかのキャラは把握していないので、知っている方がいたらコメントで教えてください。
(S2で一瞬ガイルを使っていた時にはガイルはいい感じにはできなかったような気がします…。)
youtu.be
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テレポを特殊カウンターで落としてEXファイアを食らって仕切り直し
中以上の攻撃でEXファイアとの相打ちを狙うと、ダルシムが裏回りテレポをしていた場合は
特殊くらい→EXファイアヒット→追撃
とできることがあります。
空投げや無敵技で回避できないキャラはこれを駆使して何とかしのぐしかありません。
もちろん表ワープだった場合にはEXファイアを食らってしまいますが、裏に回られるよりはましな場合が多いでしょう。
この方法はファイアで体力が尽きてしまうような状況では使用できないので、そうなってしまった場合はかなりきついです。
グラップ後スラこすりトリガー入れ込み
ダルシムはよくグラップ後などに4フレの弱スラからトリガーを入れ込んできます。スラをヒットしてしまうとコンボになって火だるまになりながら戦うか、距離を離すかのどちらかを選択させられます。
この行動、実際はスラが相手に届くまでに10F近くかかっています。
グラップ後のスラは持続でガードさせているので、スラ根元の時のように暗転後に無敵技で割り込むことができません。
これに対して3~6Fの技を撃って発生勝ちからコンボへ行くか、シフトから漏れたトリガーの確定をとりましょう。シフトに対してトリガーが漏れた場合+23ほど取れるはずなのでダッシュ中攻撃や歩き大攻撃などが入るキャラが多いと思います。
スト5 ダルシムのスラこすりトリガー入れ込みに読みでシフト+23からの反撃 - YouTube
スト5 ダルシムのスラこすりトリガー入れ込みに読みで5Fの中Pを置いてとがめる - YouTube
ダルシムは想像以上に下手
ダルシムは同レベル帯の3段下の行動をとってきます。
ダルシム3倍段。
これを言ってしまうと問題が起きそうです。ここまで読んでくれている人もそう居ないと思うのでここだけの話でお願いします。
しかし皆さんもうすうす感づいているでしょう。
常に遠距離でポチポチして通常戦闘に向き合っていないせいか、ダルシムはこちらの想定からはるかにレベルの低い行動をとってきます。特に近づかれた後が顕著です。
一生グラップを入れたり、バクステをしたり、確定しないリバをしたり、地上後ろワープをしたり…何とか散らそうとしているのかもしれませんが、変に「ダルシムは職人キャラでうまいはず」という幻想に取りつかれていると、甘え行動を逃す原因になりかねません。
ダルシムは基本下手だと思おう。
まとめ
- テレポをガードするな
- 中ズームにカウンターをとれ
- ダルシムは下手だと思え