読み方はニイマルイチマル。
あのストリートファイター1の後、2の前に作られた作品で、科学者になった45歳のケンが主人公。
ちゃんとカプコンが作ってます。
これだけでもう面白そうすぎでしょ。自分も子供のころにやりこみました。
現在ではニイマルイチマルどころかすでにニイマルイチナナですが、結局こんな未来は訪れませんでしたね。
みんな平和にストリートファイターVをやってます。
やってないか?
こんなテクノロジーが発達していれば、ストVで地球を眺めているだけの時間も減ったかもしれない…。
⇧1990年ごろの2010年予想
ゲーム概要
全19ステージからなる、かなり難易度高めの2Dアクション。1面からすでに難しいです。
ターゲットに指定されたパラサイト犯罪者を倒してゲートに入り、次のターゲットへという流れ。
その過程でケンの隠された背景が次第に明らかになり…。
⇧何やら悩んでいるケン氏
多彩なアクション操作
ファミコンなので十字キーとボタン二つしかないので操作が限られる。
と思いきや
レバー入れの要素を取り入れてきました。
この当時にです。
斬新すぎる…
・フリップジャンプ
最重要行動。
ジャンプした後に後ろに十字キーを入れるとバク転し、無敵のあるジャンプになり、さらにステージを進めると攻撃判定がつくようになります。
どっかで見たことがありますね。
そう、ガイルの技サマーソルトキックです。
現役時代に苦しめられた悪魔の技を45歳のケンはタメなしで着地まで無敵で撃てるようになりました。
方向キーを入れるまでは無敵じゃないので、打撃を重ねられたらきついですね。
⇧サマソッ!(無敵)
・ソニックブリッド
玉。
ロックバスター的な玉を発射します。パワーアップアイテムで5段階まで成長。
かなりの速度で連打することができ、真上にもうてます。ジャンプ中は真下にも。
これも十字キーを入れることでキックやパンチから波動拳的な大玉が出ます。
地上で下入力ソニックブリッドでキック波動!(ケンぽい)斜めにも攻撃できます。横入れで一発の威力が強い波動。パワーアップの状況で性能も大幅に変わります。
最大状態では画面を縦横無尽に飛び回る感じ。強い。
⇧斜め上の敵にキック波動を見舞うケン
・パワーアップシステム
アイテムを2個取ると1段階パワーアップ。なぜ2個なのかはわからないが、とにかく2個。ダメージを一発でもくらうとパワーダウン。やるせない。
5段階までパワーアップできる。ダメージを食らうとパワーダウンなので更に難易度が上がり、一度コンティニューでもしようものならそのままずっと初期段階で戦うことになりかねません。
なのである程度まででのミスは最初からやり直して、なるべくパワーアップ状態を維持しながら進めていくという手法をとるのがベターかも。
⇧とるとパワーアップ。しかしパワーアップの寿命は短い。
・壁や天井につかまったりのぼったりできる
いろんなところにつかまって移動をしながら、あまつさえ攻撃ができる!
当時としてはかなり楽しい要素。さすがストリートファイター1の続編…。
つかまって高いところの敵を倒したり、誘導したりします。
まとめ
アクションゲームとして相当完成度が高い。今遊んでも面白く、やりごたえもあるので、ブブる(隠語)のに辟易した人はちょっと遊んでみるのもいいんじゃないでしょうか?
ファミコン互換機かWii、3DSのバーチャルコンソールで遊べます。
ちなみにケンが主人公と散々書いてきましたが、それは海外版かつ後付けのパラレル設定のようなもので、日本版ではケビンとなっています。
じゃあなんでケンって書いたかって?
そのほうが面白いと思ったから!